『えりしー』元祖！仮想通貨キャラ漫画クリエイターを紹介！

2022年3月14日 2022年7月7日

2017年から「仮想通貨×マンガ」の取り組みを続けている「えりしー」さんをご紹介！
彼女の仮想通貨漫画は日刊SPA！にも掲載され、当時の仮想通貨界隈を大きく賑わせました。

『えりしー』とは？

2017年5月に仮想通貨界に参入。その後、仮想通貨を美少女に擬人化させた初心者向けマンガ解説ブログを運営。

仮想通貨が冷え込んでいる期間も漫画家活動を継続し、2021年10月にNFTクリエイターとして復活しました。

ネガティブな印象が強かった仮想通貨ですが、マンガでワイワイ解説することで、初心者の参入障壁を下げ、危険性の注意喚起に貢献してきました。
えりしーさん本人も「皆が仮想通貨(NFT)に親しみを持つきっかけになれば」と語っています。

現在、当時のキャラをリバイブし、『トーキョークリプトアイドルス(Tokyo Crypto IDOLs)』として仮想通貨＆NFTに親しみを持ってもらうための作品を作成中！
NFT作品も続々と仕上がっているので、気になる方は、えりしーさんのOpenseaをチェックしましょう！

『トーキョークリプトアイドルス』キャラ紹介

2017年に生まれたえりしーさんの仮想通貨キャラクター達（Tokyo Crypto IDOLs）をご紹介します。

可愛い見た目に反するインパクトのある設定が魅力です。

ビットコインちゃん

基軸通貨として皆を引っ張っていくリーダー。
仮想通貨界では誰もが一目置く女帝だが、世間一般から白い目で見られたり、アメリカや中国の経済戦争に付き合わされたり、矢面に立たされる事が多く苦労している。

イーサリアムちゃん

様々なアプリケーションやトークンを産み出すみんなのママ。
契約内容の保存や自動販売など、細かい仕事をミスなく永遠に覚えているスマートな女性。

XRPちゃん

送金時間約4秒の素早い忍者。
隠密行動を得意とし、議会や中央銀行と水面下でやり取りを行う。

しかし、2020年末、作戦行動中にアメリカでSECという地雷を踏んだため負傷中。

ネムちゃん

搭載された肩パットからカタパルト砲というレーザーを発射し、報酬を収穫（ハーベスト）するサイボーグガール。
近年、ネムを改良したシンボルという新型サイボーグの妹が誕生した。

ビットコインキャッシュちゃん

仮想通貨界を破壊するトラブルメイカー。
親であるビットコインと喧嘩別れ(ハードフォーク)をしたかと思ったら、今度は彼女を愛する男たちがビットコインキャッシュを取り合う泥沼展開に突入。

ライトコインちゃん

ビットコインに恋心を抱くレズっ気のある女の子。
ビットコインがデジタルゴールドと呼ばれているため、デジタルシルバーを自称する。

ビットコインの欠点を補う存在であり続けたいという健気な心を持っている。

モナコインちゃん

2ちゃんねるから誕生した仮想通貨界のアイドル。
圧倒的なファンコミュニティを持ち、根強い人気がある。Monapartyというブロックチェーン上でカードを発行し売買できる元祖NFTもモナコインちゃんを題材にしている。

マンガ『トーキョークリプトアイドルス』作品紹介

2018年に日刊SPA！に掲載された過去作品や、最近のリバイブ作品をご紹介します。

可愛い見た目とは裏腹に強烈なインパクトで仮想通貨の知識が楽しく身につきます。

ビットコイン分裂

ブロックチェーン上のルールについて「ブロックサイズが大きい方が送金しやすい！」とか「こっちの方がマイニングしやすい！」等とビットコイン開発者やマイナー達が自分たちの意見をぶつけ合っています。

そのバトルがピークを迎え、開発者やマイナー達が喧嘩別れをした時、従来のビットコインAと新しいルールのビットコインB…というように別の道を歩むことがあります。
これを「ハードフォーク（分岐・分裂）」といいます。ビットコインは過去に何度もハードフォークをしています。

その度に新しいビットコインが生まれているのです。この際にビットコインを持っているとAとBが両方手元に入ってきます（入って来ないケースもあります）。
ちなみに過去にもらえた仮想通貨は、ビットコインキャッシュ、ビットコインゴールド、ビットコインダイヤモンド、ビットコインシルバー…などなど。当時は「仮想通貨界のポケモンみたいだな」と言われていました。

イーサリアム誕生

イーサリアムは2016年の6月にハッキング被害にあっています。
「The DAO」というERC20トークンを開発中のStock.it社が所有していた約7,620,000ETH（当時のレートで150億円程度）がThe DAO自身のバグを突かれて盗み出されました。

当時のイーサリアムの発行量の10分の1にあたる巨額な保有量だったため、仮想通貨市場は混乱に陥り、イーサリアムの値段も半分以上下がってしまいました。

それを解決するために、開発者のヴィタリックらはイーサリアムのブロックチェーンを途中で分岐させて（ハードフォーク）、盗まれた事実を無かったことにしました。

イーサリアム…盗難が無かったことになった世界イーサリアムクラシック…盗難されたままの世界ということになります。
しかし、「盗まれたといって分岐するのはルール違反だろう。イーサリアムクラシックこそが本来のイーサリアムだ」という原理主義者の登場によりイーサリアムクラシックもそのまま使用され、取引が続けられています。